7つの特徴

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セデーションについて

インプラントの鎮静法

インプラント手術は、通常局所麻酔のみで行われます。
局所麻酔だけでも十分に痛みを抑えることができますが、局所麻酔は部分的な麻酔のため、手術に対する緊張や不安などの精神的なストレスを取り除くことはできません。
実際に、歯科治療への不安や恐怖から、歯科治療が受けられなくなってしまう方もいらっしゃいます。

治療に対する不安や恐怖心が強い方には、リラックスした状態で歯科治療を受けることができる「静脈内鎮静法」をおすすめしています。
静脈内鎮静法には、麻酔効果を持ったガスによる「吸入鎮静法」と鎮静薬を使った「静脈内鎮静法」の2種類があります。
静脈内鎮静法なら、不安を感じることなくほとんど眠っているような状態で、心身ともにリラックスして治療を受けていただけます。

静脈内鎮静法とは

静脈内鎮静法とは、患者様の恐怖や不安を軽減して快適に治療を進めるために、鎮静薬を使って精神状態をリラックスさせる方法です。
インプラントは埋入する本数に比例して手術時間が長くなることから、ウトウトしている状態、または眠っている間に治療を進めることができる静脈内鎮静法によって、苦痛を感じることなく治療をまとめて行うことが可能になります。

新武雄インプラントクリニックには、麻酔専属の看護師が常勤しておりますので、極めて安全性の高い環境でインプラント手術を受けていただくことができます。

静脈内鎮静法の種類

笑気吸入鎮静法

笑気吸入鎮静法とは、手術中に笑気と呼ばれる麻酔効果のあるガスを鼻から吸うことで、ほろ酔い気分のようなリラックスした状態で治療を受けることができる鎮静法です。

少量の薬剤で行うことができるため肝臓や腎臓への負担が少なく、意識の消失がないことから、全身麻酔よりも安全性が高いという一面があります。
ただし、以下の項目に当てはまる患者様には笑気を使用できない場合がありますので、事前の相談が必要です。

  • • 現在、妊娠中の方
  • • 鼻づまりなどにより鼻呼吸が難しい方
  • • 気胸または中耳炎の方
  • • 眼科で目の手術を受けたことがある方
  • • 手術中に医師の指示に従うことが難しい方

静脈内鎮静法

静脈内鎮静法とは、手術中に点滴から鎮静剤を投与することで、眠っているようなリラックスした状態で治療を受けることができる鎮静法です。
目覚めた時には治療が終っていることから、インプラント治療のほか、恐怖心や不安感が強い患者様の治療や、複数の治療を一度に行う集中治療に適しています。

静脈内鎮静法を受ける際の患者様へのお願い

  • • 手術の当日は、治療の4時間前までに食事を済ませておいてください。なお、それ以降何か食べてしまった場合は、必ず担当医に伝えてください。
  • • 前日または当日に体調不良を感じた場合、治療を延期させていただくことがあります。
  • • 手術後の完全に覚醒するまでの間、院内でお休みいただく必要があります。
  • • 安全のため公共交通機関をご利用するか、または付き添い同伴でご帰宅ください。

治療後の痛み・腫れが心配な方へ

手術の痛みだけでなく、治療後の痛み・腫れを心配される患者様も多くいらっしゃいます。インプラント治療は外科的な処置が必要となるため、術後に痛みや腫れが生じる場合があります。骨を増やす治療を行う場合や埋入本数が多い場合に起こりやすいと言えます。

しかし、インプラント手術の痛みは、抜歯した時の痛み・腫れと大きく変わらないと思って良いでしょう。痛み止めを服用することで、痛みを抑えられます。
「痛みはいつまで続くのか」と心配する方もいらっしゃいますが、時間の経過とともに症状は軽減されていきます。
なお、サージカルガイドを用いた無切開治療の場合は、歯肉を切開しないため、痛みや腫れがほとんどありません。